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バイタルトークとの出会い
当初はオーストラリア・ニュージーランドの集中治療専門医に課されるコミュニケーションワークショップに感銘を受けたのがきっかけでコミュニケーションスキルトレーニングに興味を持ち始めました。色々調べている中で自分が教える立場までのパスウェイがあったのがVitalTalkで、Mastering tough conversations とFaculty develpment course を受講し、当時のオーストラリアの職場やオンラインで日本のPICUトレーニーへの講義を始めました。 -
バイタルトークによってどのように自分のコミュニケーションが変わったか
学んでいく中でそれまで不透明だったdifficult communicationにおける「自分の型」が形成されていくのを感じました。自信もつき、Family meetingへ臨む姿勢が積極的になりました。 -
かんわとーくを始めた理由
日本の学会でコミュニケーションのことを題材にシンポジウムに参加した際、シンポジストの先生からかんわとーくのメンバーにコンタクトをとるように勧められました。そこから活動に参加させていただくことになりました。もともとは一人で教育活動を自分の周囲のみにしていたので、経験のあるメンバーと共により多くの方に教育する機会を持てることは願ってもないことでした。 -
日本の医療者に伝えたいこと
「君たちは気管挿管や中心静脈の手技のトレーニングには必死になる。しかし毎日必要とし重要なコミュニケーションについてトレーニングしないのはなぜだ?」これはオーストラリア・ニュージーランド集中治療医学会のコミュニケーションワークショップで冒頭に用いられた言葉です。よいケアを提供し、患者さん、家族の本当に望むことを理解できるよう、みなさんのスキル向上のお手伝いができると幸いです。